新規就農者講座

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以前の農業者は、農家で育ち、親から農業を継いできたからこそ
やり易かった。
農業は甘くない

新規就農者も事業主 
生産、経営、資金、会計、申告までしなければいけない
また地域が係わる。
農業は様々な知識と経験も必要だ
一番難しい職業とも言える。
新規に一から始めようと思ったら
空いている農地を借りて機械/器具から様々取り揃えてやらなくてはいけない。
そんな事するなら離農する農家を引き継いだ方が手っ取り早い
行政は、様々な支援を行っているが
現場を知らない
3年もすれば担当者が変わる。
 新規就農者の成功率?
日本の新規起業の10年生存率は1割に満たないとも言われている。
新規就農も同じと考えて良い。
これまで、行政に頼まれて農業後継者育成事業も行ったが自立した人は2割程度
それでもすごいと言われた
 
新規就農者支援金について
おれはお役人に言った
事業主が息子にお金をやるから後を継いでくれという事と同じ。
そんなことをしても多くは税金の無駄遣い
そんな事よりも、農業が儲からないから後継者がいないという事だ
対策は別な問題だ余計な事をしないで放っておけば自然に成り立つ。
生産量が減れば価格は高くなるということだ。
それで困るのは庶民なのだ。
新規にやるなら
指導者に誰を選ぶかで決まる
農業技術は地域に有る。
地域農家の農業生産技術は非常に高い。
 
生産技術
昔は地域の栽培研究会があり農家の技術を高めた。
戦後の食糧増産政策において農業改良普及所、農協なるものが設置されている。
現在は、農業者の方が一般的な栽培技術は相当に高いレベルである。
各県に農業技術センターなるものも設置されているが
各県の取り組み方にも違いはあるが
多くがお役所仕事になってきた面が感じられる。
首長の多くは農業を知らない、だから職員にお任せになる。
 

事業は、始めるより止める決断が一番大変だ
最後まで諦めない。
諦めるなら早く諦める。
日本では起業して10年の生存率は10%以下。
そんな事を考える人は、サラリーマンになったほうがええ

良い時に準備しておく

良い時も、悪い時も長くは続かない
不測の事態がいつ起こるか解らない経営の良い時に準備しておくべき転ばぬ先の杖

仕組みを理解する

仕組みを理解する
世の中の仕組み農業の仕組み金融の仕組み
商売の仕組み
自分を知る
人間を知る

不安

不安は、その先がどうなるか解らないから起こる。
先を調べれば、不安は減る。人は裸で生まれ、裸でこの世を去る。

荘子曰く

「不将、不迎、応而、不蔵」
おくらず、むかえず、おうじて、おさめず不将 過ぎ去ったことをくよくよ悔やまない不迎 先のことをあれこれ取り越し苦労をしない応而 事態の変化に臨機応変対応して不蔵 心に何もとどめない

賢者は歴史に学び、遇者は経験に学ぶ

失敗は、君のわずかな経験で判断するから起こるのだ
先人は書物で伝えている歴史に学べ・・・
本を読め
と教わった。




 

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